価格の妥当性

価格の妥当性

マイセンのカップ&ソーサーは大変人気があり、一度は購入したい作品のひとつです。 カップ&ソーサーの種類は大変多く、大半の作品は19世紀にはデザインが確立され、今日に至っております。 マイセンの一般的購入の注意点をまずチェックしていただき、以下の点をチェックしてください。

ポイントその1:現代物の市販価格を知る。

オンラインショップなどで現代物の価格をチェックしましょう。 一般のテーブルウェアーの価格は、公開されていますので、 ここをクリックすると マイセンの現代の価格が見られます。
一般のテーブルウェアーの価格は、公開されていますので ここをクリックするとマイセン専門店クロードエスポールにリンクします。
人形の市販価格は、古いマイセンの人形を買う場合にはあまり参考になりませんが、 ユーロクラシクスのオンラインショップに幾つかのっております。 ここをクリックするとユーロクラシクスのオンラインショップにリンクします。

ポイントその2:セット売りの価格の妥当性評価は?

セットでの価格は、18世紀や19世紀の作品の場合、アンティークとしての価値は計り知れないものです。 ただ、20世紀の後半以降の作品では、セットである事の価値はあまりありませんので、私は次のような計算で価格のの適正度をチェックしています。
まず、カップ&ソーサーの単品での値段をセット価格から算出します。
カップ&ソーサーを1点とすると、クリーマーは0.6点、シュガーポットは1点、
コーヒー(ティー)ポットは2.4点、ケーキ皿は0.7点がマイセンの平均的な値段です。
従って、6客のカップ&ソーサーは1点x6客=6点、6枚のケーキ皿は0.7点x6枚=4.2点、コヒーポットとクリーマーとシュガーポットは2.4点+0.6点+1点=4点となり、合計で14.2点となります。
セットの値段が36万円の場合、カップ&ソーサー1客の値段は36万円を14.2点で割って約25400円となります。このカップ&ソーサーの値段が適切であるかを現代の価格と較べてみてください。

ポイントその3:古いマイセンの絶版品の価格の妥当性は?

絶版品の価格の妥当性には答えはありません。 希少性と状態、及びその時の時代の景気などによりその評価は大きく異なります。 ただ、インターネットにはアンティークの価格情報も多くあります。 アンティーク店のオンラインサイトやオークションサイトの落札結果などを検索し、似たような作品の価格を把握する努力をしましょう。
たとえば、アストナアンティークとそのリンク。
オンラインオークションサイトのザ・コノサーズの落札結果
有名なオークションの毎日アートの落札結果。
等を参照してください。